”キツネ憑き”は管狐のせい?-日本古来の妖怪の言い伝えとは

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みなさんは、たまに”風邪でもないのに体調が悪い”なんてことありませんか?

 

私も一度あったのですが、そういう時には「悪い霊がついている」なんてこともよくあります。

 

総じて悪い霊がついている人は体調が悪い、体が重い、表情が普段と違うなど明らかに見た目にも影響してきます。

 

日本でも、古くからそういった霊障については言い伝えがありますが、そのなかでも”キツネ憑き”というのは特に厄介です。

 

こういった類のものは”体験しないとわからない”とは思いますが、今回はその「キツネ憑き」についての記事を書いていこうと思います。

 

キツネ憑きとは?

キツネ憑き

狐憑き(きつねつき)は、キツネに取り憑かれたと言われる人の精神の錯乱した状態であり、臨床人狼病英語版の症状の一種である。また、そのような精神状態にある人、そのような事が起こり得ると信じる信仰、迷信をもいう。

出典-wikipedia狐憑き-Wikipedia

 

キツネ憑きで有名なのが、「こっくりさん」という交霊術ではないでしょうか。

 

今のお父さん、お母さん世代の方なら学校でやったことのあるあの交霊術はキツネの低級霊を呼び出してしまうとしてやってはいけない危険な遊びになりました。

 

wikipediaさんの引用にもあるように、キツネ憑きにかかった場合のほとんどは精神に異常をきたしたり、病気にかかってしまったり、果ては憑いたキツネに内臓を食いつぶされて死んでしまうとまで言われています。

 

実際に、1953年にはキツネ憑きによる無惨な事件も発生しています。

キツネ憑きの怖い殺人事件
1953(S28). 5 秋田イヅナ憑き殺人事件
「神経衰弱になった姉を心配した弟が、村で神様と呼ばれる男に相談。男はイヅナが憑いているとして、
姉を全裸にして鉄製の農具を火で熱したものを近づけたり、トウガラシをいぶした中に顔を突っ込ませるなどし死亡させた。
遺体は全身打撲に口が裂け、身体中に火傷があり、一部は炭化していた」

出典-PETAPETA — 1953(S28). 5 秋田イヅナ憑き殺人事件….

 

 

なんと、キツネに憑かれると自分だけでなく他人にも危害を加えてしまうようにもなってしまうようです。

 

一方で、悪いことだけでなく善い行いにもキツネ憑きは使われてきたそうです。

 

善いキツネ憑きにもなる”イズナ”

イズナ(キツネ)

 

イズナ(飯綱ともいう)は、”管狐”という日本の妖怪の一種で、主に長野県を中心とする中部地方に伝わっている妖怪です。

 

 

長野県にあるいずな山がルーツで、中部や東北地方の霊能者や占い師の中でこのイズナを使役していることがあり、イズナ使いは神通力を使って予言をしたり、占術に使ったりしているそうです。

 

 

元々管狐は従順なので、主人のしたいことやお願いを聞き、その願いをかなえてくれるといいます。

 

そのため、予言や占いなどであればいいですが、だれか憎い相手を呪ってほしい、というようなお願いも聞いてしまうため使う人しだいでよくも悪くもできてしまう憑き物です。

 

 

そのため、先に述べたこっくりさんなどのキツネ憑きとは少し毛色が違いますが、長野県の言い伝えでは神社で稲荷を信仰している人に、竹筒の中に管狐を住まわせたものを3~10円で販売しているようです。

 

 

これはとても興味深いですし、願いをかなえてくれるなら一匹飼おうかな…

 

なんて思った方いませんか?

 

 

実はイズナなどのキツネ憑きは忌み嫌われていて、そのキツネがついている人や家は最終的に貧乏になってしまうといいます。

 

その理由は、イズナを飼うためには竹筒の中に雌雄1セットで持つ必要があり、そうするとイズナが知らない間にどんどん繁殖していってしまい75匹にまで増えるそうです。

 

いらない分は川に捨てたり他の人に渡すこともできるそうですが、

イズナはとても強欲でありとあらゆるものを食べつくしてしまうため、そのイズナを飼うだけで貧乏になってしまうのだとか。

 

 

イズナに似たキツネ憑き”クグナ様”

イズナ

また、イズナとは別に地方で伝わる”クグナ様”というのも存在していて、このような情報がありました。

 

370: ◆OKHRy8yIwY 2012/09/29(土) 20:56:03.77 ID:1c4iCARJO
一応トリップ付けてみる
>>367
自分も伝聞なんで曖昧だけど、解ってる範囲で

・クグナは疫病神の一種で、厄を身代わりに引き受けてくれたり、反対に厄をつけたり、すごいのになると災難を予知してくれたりするらしい
・クグナは元から居た神様じゃなくて、式神みたいに作る?らしい
・「神社でもらった身守りの御守りの中に綺麗な石(宝石。貴石?)と髪の毛を入れて持ち歩く。
運が良ければ(多分後述の綺麗なもの好きに関わる?眼鏡にかなえばという意味かと)クグナが住む」by大叔父(泥酔時)
・別に奉ったりする必要は無いが、気紛れに立ち去るので居着いてもらうには定期的になんかする必要がある
・見た目は管狐みたいで、綺麗なものが好き。竹筒とか御守り、匂い袋の中に住んだりする
・「白くてふわふわでミンクみたいだった。毛皮欲しいな~(by従姉妹」←自分はケサランパサランみたいなものを想像してた
→余談だがその翌日、従姉妹は夜間運転中に「白っぽいイタチのようなもの」が飛び出してきて、避けてハンドル切って左側こすってた。多分毛皮発言は禁句
・白粉が好きby大叔父(泥酔時)
・苦々儺、または「難をくぐる」の意味でクグナなんじゃない?by母

 

 

クグナ様は知らないうちに住み着くらしいですね。しかし疫病”神”というくらいなので失礼に当たることをするとばちが当たってしまいますね。

 

 

キツネ憑きはアニメなどで多く見かけますね。

特に私は『うしおととら』に登場するイズナがとても好きです。(上の画像)

小さい体に情が深いキャラクターで名わき役、といった感じがしてうしおを助けるシーンにはグッときました。

 

 

脱線してしまいましたが、もし周りの人で「普段と様子が違うな?」と思ったらキツネが憑いているかもしれませんのでご注意を。

 

 

 

 

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