ニコニコ動画などで話題の”苗山事件”とは?苗山さんの正体と事件の真相まとめ

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都市伝説の中でもネット上で話題になっているのが”苗山事件”です。

この事件は、一般人がNHKの中継速報をYoutubeにアップロードし、たちまち話題になった都市伝説で、考察が考察を呼び真実がどんどん遠ざかっていくような不思議な事件です。

ニコニコ動画でも「苗山さん」「ホラー」というタグで”検索してはいけない言葉”になっていますが、動画や伝説自体は怖いものではないので大丈夫です。

事件から10年経った今もまだ話題の苗山事件について、具体的な内容とその真相について書いていきます。

苗山事件とは?

「苗山事件」の画像検索結果

苗山事件とは、2007年に発生した能登半島地震の際、NHKアナウンサーが中能登町役場の「苗山さん」と中継を結んだ際に、突然人の話し声やトーンが変わり中継を切り上げる、という事件です。

前苗山さんは物腰柔らかそうな男性で、地震発生の内容について話してくれているのですが、2秒ほど沈黙があった後に新苗山さんに変わり、途端に口調が早くなるだけでなくぶっきらぼうな口調で中継を切り上げようとしてしまいます。

この「苗山事件」が話題になっている理由は、声や口調が突然変わり、アナウンサーも「電話の方、代わられましたか?」と確認しているにも関わらず

「いえ、代わっておりません」

と答えているからなのです。更に言うと、前苗山さんに話を聞いている際は

「すぐに停電になりまして…」と話していますが、代わった途端

「あぁ、復旧しております」と辻褄の合わない言動も注目されています。

ここから視聴者の推測が始まり、様々な説が浮上してきました。

その説についてひとつずつ見ていきましょう。

苗山さん混乱説

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中能登町役場の総務課に務める苗山さんは、中継の中で「地震発生時は休みで家にいた」と話しており、地震発生後に役場に駆けつけてきたのが分かります。

地震発生が2007年3月25日で、中継も「日曜討論」という番組を中止し速報で回していたため発生後すぐ、苗山さんが役場に到着して間もない可能性が考えられます。

そこで冷静さを欠いた苗山さんが内線ボタンなど別の人に切り替えてしまい、事情の知らない他人に変わったものの、役場の人間がほぼ地震の対応に追われていたため話を合わせたのではないか、という説です。

この説についてはありがちですが、だとするとなぜ新苗山さんは「電話代わられましたか?」と聞かれた際に「いえ、代わっておりません」と答えたのか。疑問が残ります。

苗山さん、上司の圧力で強制交替させられた説

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次に、苗山さんが対応していたが、”ある情報が流出するのを避けるために”強制的に上司に代わり、話を早急に切り上げたのではないか、という推測です。

この推測は、能登半島地震の発生した場所の近くに原子発電所があり、地震によって原子力発電所に事故が発生していたものの、

事前の発表を避けたかった為に上司に交代させられた、という内容ですが、地震発生後も原子発電所に事故があった様子はなかったとのニュースがあるためこの説はデマといえます。

苗山事件を放送するためにNHKがエキストラを用意した説

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この説が浮上した理由ですが、”地震発生当時は4時間くらい電話がつながらなかった”という情報があるにも関わらず電話がつながっているため、不思議に思う方が多かったそうです。

しかも、前苗山さんの証言によると、「地震発生からすぐに家から役場へ緊急招集がかかった」と話しています。

しかし、NHKの中継にはなんの問題もなく応じているところから「実はNHKが用意した人間ではないか」という説が上がっています。

確かに、衛星電話のみつながったらしいのですが、地震発生後に家から向かった場合に車でも使わなければすぐには来られないはずです。

信号機も停電した中ですぐに到着するのは極めて困難である気がします。

むしろ、前苗山さんはフェイクで、その後つながったのが本物の苗山さんだとすると、「いえ、代わっておりません」というのに関しても合点がいきます。

事実として、苗山さんという方が中能登町役場に在籍していた証拠があり、

2007年1月に発刊された地元広報誌に総務部勤務の社員で名前の記載があります。

そのため、もしかすると時間を繋ぐために”誰かが”苗山さんを演じ、到着した後に本物の苗山さんにつながったものの、現実と前苗山さんが話していた内容に相違が出てしまったので強引に中継を切り上げた…

このように考えると納得できる気もするのではないでしょうか。

なぜ苗山さんが話題になったのか

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この”苗山事件”ですが、10年以上たった今でもまだ真相が明らかになっていません。

しかし、この都市伝説はまだ推測がされていたり、有名な放送事故として動画サイトに上げられています。

Youtube にこの動画が上がった後にあまりにネット民による推測で盛り上がったので、匿名で中能登町役場にコンタクトを取り”苗山さんの安否確認をした”という書き込みがとても増えたそうです。

そして、役場からは「苗山という人物はいません、と返された!」というフェイクニュースが話題となり、苗山さんをめぐり様々な憶測で持ちはやされたのです。

そこで「苗山さん抹消された説」「陰謀説」などがどんどん膨らみ今に至る、といった感じです。

苗山事件の中継の内容とは

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苗山事件で実際に放送された中継の会話がこちらです。

NHKアナ「あのー、怪我をされたり、ガラスが割れたり、壁が落ちてきたりというような状況はありましたか?」
苗山さん「今~のところは、まだはいっておりません。」
NHKアナ「それはないですか。」
苗山さん「はい。」
NHKアナ「ただ、そのー、停電になったとおっしゃいましたね?」
苗山さん「はい。」
NHKアナ「今、あの、そちらの中能登町役場は、庁舎内は停電になっていますか?」
苗山さん「いや、あの~、ここはなっておりません。」
NHKアナ「あ、そうですか。」
苗山さん「ええ。それとですね、すぐ、そういう事態になれば、あの~、非常発電もありますので。
それについては、もう~、機能的には、あ~、じ…(不自然に途切れる)」

―沈黙―

NHKアナ「…もしもし?」
???「はい?」(明らかにさっきの苗山さんと声が違う!?)
NHKアナ「あっ、あの…、えー、引き続き、苗山さんでしょうか?」
自称・苗山さん「はい?」(聞こえてるのに疑問系で質問に答えない)
NHKアナ「あ、もしもし?あの、電話の方、代わられましたですか?」
自称・苗山さん「いえ、代わっておりません。」(早口3倍速)
NHKアナ「あっ、あの…、苗山さんですね…?」(確認3回目)
自称・苗山さん「・・・・・」(答えない)
NHKアナ「あ、今も信号機の停電などは確認…、あの、停電によって信号機が、例えば、あの…、
止まってたりというようなことはあるでしょうか?」(動揺しまくり)
自称・苗山さん「ふきゅ…しております。復旧しております。」(早口3倍速)
NHKアナ「あ、復旧していますか…。」
NHKアナ「はい、わかりました。」
自称・苗山さん「はい…」
NHKアナ「情報収集中、どうもありがとうございました(←無理やりまとめて電話切った)」

出典―おまえら【苗山さん事件】覚えてる?今でも動画見ると背筋が凍る不気味な怖さがあるな…

苗山事件は情報拡散の恐怖を語る事件

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会話の中では、非常発電があるのでもし停電になっても電気がある、という状況を話しているのが前苗山さんで、口調も柔らかく50代くらいの印象を受けます。

しかし、途中で新苗山さんに変わった瞬間に口調がハキハキした30代くらいの男性の声に切り替わり、「復旧しております」と前苗山さんと言っている事が矛盾しています。

動画を見たい方はこちら↓↓↓

動画を見ていただいた方なら感じたと思いますが、動画自体には一切恐怖を煽るようなものはありません。

しかし、突然人が変わり話声や口調、そして話す内容に乖離が生まれ、その異質な中継放送がさまざまな人の憶測により「都市伝説」となり拡散されるようになりました。

挙句の果てに「苗山さんを詮索した人は一度も帰ってきていない」、「苗山さんを探すと不幸が起きる」と根も葉もないうわさまで飛び交うようになってしまいました。

もはや真実よりも、聞こえのいい都市伝説として有名になってしまった以上、いくら当事者が真実を話しても聞く耳を持つ人は少ないでしょう。

事件そのものよりも、少しのきっかけで情報が屈折してしまうインターネットの性質がわかるという意味では”検索してはいけない”事件なのかもしれません。

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