8・6秒バズーカー反日疑惑?原爆との関連はデマ?大ブレイク芸人の現在とデジタル・タトゥーの恐怖

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2014年12月に一躍大ブレイクしたお笑い芸人『8.6秒バズーカー』。

ブレイクから4年経った今も、原爆の日が過ぎるとささやかれる「8.6秒バズーカー反日疑惑」が、今年もひっそりとニュースになっていました。

 

当の二人は反日疑惑や原爆に関連があることを全否定していますが、本当なのでしょうか。

 

今回は、8.6秒バズーカーがなぜここまで根も葉もないうわさでメディアから姿を消したのか、書いていきます。

 

8.6秒バズーカーの噂とは?本当に反日?

8.6秒バズーカーは、はまやねん(27)と田中シングル(27)によるお笑いコンビです。

リズムネタ『ラッスンゴレライ』が大ブレイクし、一時期テレビで黒いサングラスと赤いシャツの二人組を見ない日はないくらい超人気芸人になりました。

 

ところが、ネット上で8.6秒バズーカーは原爆の日を意味しているのでは?と噂されるようになり、そこからネタの中身から服装まであらゆる点で反日を想像させるものばかりだったのです。

 

その噂が広まっていき、視聴者からはクレームが殺到。

 

彼らは「反日芸人」や「テレビに出ちゃいけない芸人」というレッテルを貼られ、テレビから忽然と姿を消しました。

 

しかし、噂されているものの多くは事実と全く無関係なこじつけばかりです。噂されているものの中でいくつか紹介していきます。

 

・8.6秒バズーカーの”8.6”は原爆の日からとった

→田中シングルこと田中さんが「競技場に忍び込んで50m走をしたらはまやねんのタイムが8.6秒だった」と話しています。

 

・『ラッスンゴレライ』は原爆投下の号令”落寸号令雷”

→浜田さんが深夜2時くらいのテンションで作ったフレーズとのこと。新聞記事の中から引用された、と噂されていたが、実際にはネット民による合成画像だったことが判明

 

・「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さーん!」のちょっと待って=爆撃機チョットマッテ号と一致

→偶然に一致したものではあるが、だからと言ってここからセリフを取ったわけではない

 

その他にも、赤い服と黒いネクタイが「放射能」という楽曲を出したアーティスト”クラフトワーク”に似ているとか、決めポーズが原爆の子像に似ている等々…

 

もはや、上げればきりのないくらいに8.6秒バズーカー=原爆、反日という構図が成り立っているように感じます。

さらに拍車をかけたのが、はまやねんさんが大学時代に呟いた内容で、

「もう日本オワタ。中国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地ぷぎゃあ」

反日疑惑でクレーム殺到、“テレビに出ちゃいけない芸人”に…「8.6秒バズーカー」が語るデマの“真実と悪夢”

 

とtweetしていたことが話題となり、出演番組にスポンサーから大クレームが来たと話しています。

動画はこちら↓↓↓

 

もはやここまで来ると、論点は「在日」かどうか、というよりも愛国心のない無神経な発言に対しての批判です。

 

にもかかわらず「パスポートを見せて日本人であることを証明した」なんてことしても噂もクレームも収まるはずはないですよね…

 

ただ、ここまで噂が広まったのは一体なぜなんでしょうか?

 

本人たちは営業妨害だとして声を上げなかったのでしょうか?それともメディアが取り上げた情報が全て反日を彷彿とさせるようなものばかりだったからなのでしょうか…

 

8.6秒バズーカーの噂は「黙っていればすぐに収まるだろうと思っていた」

このような噂を目の当たりにし、本人たちはどう思っていたのでしょうか。

この騒動についてMiTERU代表のおおつねまさふみさんがAbemaTVにてこうコメントしていました。

 

「ギャグもコンビ名も一見意味が分からない。意味が分からないと、人間の心理として理由を知りたいという要望が出てくる。腑に落ちるストーリーが既にコンビ名やギャグにあると『そういうもんだよね』となるが、皆が『何でこういうことをやっているんだろう』『あれはどういう意味なんだろう』という状況で静観してしまったので、火に油を注ぐというか、何もしないことは却って悪いことだった」

出典―反日疑惑でクレーム殺到、“テレビに出ちゃいけない芸人”に…「8.6秒バズーカー」が語るデマの“真実と悪夢”

 

この解釈こそまさに「都市伝説ができていくまでの過程」なんだろうな、と私は違う所で関心してしまいました。

 

要するに「この噂は全くのウソです」と主張すべきところを「黙っていれば収まるだろう」と何も言及しなかったことでどんどん想像が膨らみ、もはやウソでも噂を信じた方が楽に思える程に広まってしまったのが原因だそうです。

 

8.6秒バズーカーの騒動から見る”デジタル・タトゥー”の怖さ

これらの「信ぴょう性のない噂が後に取り返しのつかないことになる」事を”デジタル・タトゥー”といい、一度ついてしまったイメージを払拭するのはとても大変なんだそうです。

 

例えば、最近話題になった愛媛県警で誤認逮捕された女子高生もデジタルタトゥ―の被害者といえます。

ニュース記事はこちら↓↓↓

愛媛の誤認逮捕 県警本部長が議会で謝罪 「自白強要」調査へ 会見は予定せず

 

彼女はまだ20歳でこれから就職も控えているというのに、証拠映像の女性に似ている、という理由だけで万引きによって誤認逮捕されました。

 

この件に関しては実名も出されておらず、冤罪の部分よりも警察のずさんな調査や脅迫めいた事情聴取がクローズアップされているため彼女の人生には支障がないと願いたいですが、被害がないにも関わらずメディアの力によって勝手にイメージが付けられてしまうケースもあるのです。

 

人は、自分に関心がないものは”面白い方”を信じると思うのです。

 

自分に関係があるのであれば少しでも考えたりしますが、ひとたび関係ないと思えば面白い方を友達に話したりしてしまいます。

 

インターネットはすでにそういった無責任な発言が標的を作り、誰かの人生を左右するだけの力を持っている事を今一度理解させられるニュースだと思いました。

 

 

いかがでしたか?

特にネット上での発言にはより一層注意して、誹謗中傷のないよう楽しんでいきましょう…

 

 

 

 

 

 

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