【閲覧注意】Twitter漫画で話題の”コトリバコ”とは?島根県に伝わる呪いの箱

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―皆さんは、”コトリバコ”についてご存知ですか?

 

”コトリバコ”は、島根県にある部落の中で伝承された呪術です。

簡単に開けることのできないようパズルのように作られた木箱の中に、雌の血や間引かれた子どものへその緒と人差し指の先を入れることによって完成する箱です。

 

以前までは「島根県にある集落で伝承されていた」とされていましたが、Twitterで公開されているマンガの中で特定の地域が紹介されていました。

 

今回は”コトリバコ”の概要とTwitterのマンガについて書いていきます。

 

※このお話を読んだ人の中で腹痛が起きるなどの体調不良が出る場合があるため、閲覧する際は自己責任でお願いいたします。

 

コトリバコとは?

 

 

子を取ると書いて「子取箱」とも言い、その名の通りその箱に近づいた子どもや女性は内臓が千切れるようにして苦しみながら呪い殺されるそうです。

 

作りは、簡単に開けられないように複雑な作りをした木箱を作り、その中に雌の家畜やペットの血を入れ、1週間放置します。そして、その中に生まれたばかりの子どもの場合はへその緒と人差し指の先とハラワタから絞った血を入れ、

 

7歳以下の子どもであれば人差し指の先とハラワタから絞った血を、10歳までの子は人差し指の先を入れてふたをするようです。

 

コトリバコは、閉じ込めた子どもの数によって箱の名前が変わり、

一人…イッポウ、二人…ニホウ、三人…サンポウ、四人…シッポウ、五人…ゴホウ、六人…ロッポウ、七人…チッポウ、八人…ハッカイ

という呼び方をされるようです。

 

そうしてできた箱を、呪いたい相手に贈り物としてプレゼントするだけで効果を発揮します。

箱を触った、もしくは近づいた女子どもには確実に呪いが起きるため、この効果を使って集落で起きていた迫害を止めようとしたのだそうです。

 

「チッポウ」までは作ることができるのですが、「ハッカイ」を作ろうとするとその製作者が作り終えるまでに呪いによって死んでしまうため、呪術を教えた本人も作るならチッポウまで、と教えられています。

 

 

コトリバコの歴史

コトリバコは、ネットの書き込みによると1860年~1880年頃に島根県にある隠岐の島で発祥となっています。

 

当時、隠岐の島では反乱がおき、反乱の起きていた場所からある人間が集落にたどり着き、厄介ごとを持ち込まれては困る、と集落の人間に殺されそうになりました。

 

そこで、その差別を止める呪術を教える代わりに匿ってほしい、という交渉に集落の人々は承諾しました。

 

そこで集落の人間が知ったのが”コトリバコ”だったのだそうです。

 

このお話は文献や写真などではほとんど情報がなく、かろうじて地域の人間が知っている程度でした。

しかし、このお話が2chの書き込みに載ってから瞬く間に知れ渡ってしまいました。

 

本当かどうかわかりませんが、こういった箱を使う呪術は道教に伝わる巫蟲(ふこ)の術にも似たやり方であり、島根県の神社からコトリバコらしき箱が持ち出された、という書き込みもあります。

 

もしこれが創作だとしたら非常に手の込んだお話なので、私は本当にあるのではないかと思っています。

ただ、1860年代の頃のお話のため、なかなか正確な情報がないのが残念です…

 

コトリバコをテーマにした作品

コトリバコはオカルト板でかなりの注目を集めた後、閲覧注意の最も怖いオカルト話として人気です。

 

そして、「ことりばこ」という映画が日本で公開されたり、海外でもコトリバコをインスパイヤした「ポゼッション」が放映されています。

 

「ポゼッション」についてはアメリカのガレージセールで木箱を買ってから娘に異変が起きる、というような内容なのですが、木箱の中に悪魔がついていたという理由のため、おそらくは”コトリバコ”をアメリカで流行るようにリメイクした作品だと思います。

 

 

さらに、Twitterではあるマンガが話題になっています。

「ぱげらった」さんが更新している『アンケート機能で進むギャルゲーマンガ』の中で「コトリバコが出ている!」と注目を集めています。

 

 

このマンガですが、Twitterでアンケート機能を使って、一番多かった票の展開にしていく、という斬新なマンガ…だったのですが

 

次第に作者のトプ画が壊れてきたり、作中に出てくる詩恋(しれん)の背後に不穏な黒い影がでてきたり、ギャルゲーマンガのはずが一転ホラー漫画のような展開になっていて、個人的に続きが気になるマンガです。

 

このマンガの中でヒロインの詩恋が主人公をある村へと連れていきます。

その村の名前が「忌部村」です。

 

なんとなく調べてみると、何と同じ名前のむらが『島根県』にあると検索されたため、展開としても『コトリバコ』で間違いないとされています。調べて出てきた瞬間は恐怖を感じました…

 

もしかすると、この忌部村で『コトリバコ』が実際に使われていたのかもしれません。

 

既にコトリバコは特定されていた…?ブログに書かれている内容と話の真実とは

 

コトリバコを調べていると、有名なオカルトサイトでは、実際に体験した人の名前や、地域までは伏せられており、あくまでお話として読むことができるようになっています。

 

しかし、そのほかのサイトやブログなどをつなぎ合わせて調べていくうちに『とあるブログサイト』へたどり着き、なんとそこには伏せられていた名前とコトリバコの知られていない真相についても記載されていました。

 

そこに記載されていた情報をまとめると以下のようになります。

・コトリバコが作られていたのは恐らく岡山県にある寒村

(津山三十人殺しの事件があった場所)

・コトリバコを祀る神社は『水若酢神社』の可能性大

・本当の呪いはウラン鉱床のある『人形峠』にある

 

一つずつ検証していきます。

 

コトリバコは岡山県にある寒村で作られた

 

これは、話し手である人間が、あるブログで語っていた内容をもとに仮説を立てました。

 

まとめサイトなどでは詮索を避けるためか、本名や地域の名前が伏せられていましたが、あるブログサイトだけは違っていました。

 

そこには、話し手である男性は「飼葉」、コトリバコのお祓いをした男性が「宮内」と表記されています。

そして、飼葉さんが話すには

 

箱の発祥の地は隠岐の島のようだ。
造られたのは、打札峠(人形峠)近くの岡山県の寒村。
チッポウは処理されたが、ハッカイは行方不明のまま。
もう1つの小箱は石がないため失敗作とされた。これも行方不明。

それと俺の住んでるとことは金田一耕介が活躍してた地方w
ど田舎で、雰囲気は八墓村ぽいかなw
あまり地域は追求しないでください。 
部落差別は少なくなったといいますが、俺は見えにくくなっただけだと思っています。 
興味本位で来た一部の人たちが、新たな差別を生む可能性も怖いので。 

出典―【48】2chのコトリバコ 岡山編7

と話しています。

 

横溝正史さんの小説『八つ墓村』のモデルとなったのは、岡山県にある寒村とされています。

 

そして金田一耕助が活躍していた舞台、というのも岡山県で合致しています。

岡山県の寒村は、1938年に『津山三十人殺し』と呼ばれる、村一番の優秀な人間が1時間半の間に村人30人余りを殺害する極めて残酷な事件が起きた場所でもあるのです。

 

恐らく、ここでコトリバコは作られ、部落差別を止めるための武器として使われていたのは間違いないでしょう。

 

コトリバコを祀る神社は『水若酢神社』の可能性大

 

 

そして、コトリバコは親族で保管しながら一定の年数がたったら威力を弱めるためにある神社で祀る必要がある、と作中で話がされています。

そして、その神社が特定できるようなヒントが、同じブログにの残っていました。

 

宮水若酢神社宮司 忌部正弘 
こんな名前が残ってるね。 
神社の縁起として崇神天皇の名前が挙がってることから忌部氏の子孫と見て良さそう。 

出典―【48】2chのコトリバコ 岡山編7

 

恐らく、過去の文献などで調べていき、”宮水若酢神社” ”宮司 忌部正弘”というワードがでてきているようです。

このワードを検索して出てきたのが【水若酢神社】です。

 

この神社、よく見ると外観がぱげらったさんの書いた漫画に出てくる神社に似ていると思いませんか?

ここに”コトリバコ”の話に出てくる神社であるとみてまず間違いないのではないでしょうか。

 

本当の呪いはウラン鉱床のある『人形峠』にある

このコトリバコですが、実は『子どもを産める女と子ども』に効果を発揮する呪いです。

にもかかわらず作中で箱を持ってきた女性が呪いで死ななかったのは宮内さんがお祓いをしたから、というのもありますが

「箱の中に既に石が入っていなかったため」という話も出ています。

 

その”石”とは、話の中にも鳥取の山中で採掘した石、とあるようにウラン鉱床のある『人形峠』で採掘をしていた石の可能性が高いです。

 

そこで採掘される鉱石は天然ウランを含んでおり、ウラン採掘場として利用されていました。ウランは核燃料に使われる元素であり、刺激を受けると拡散してしまうような不安定なものです。

 

そして、天然のウランは『放射線』を放ちます。

「内臓が千切れるように」「石と小箱を持って行った子どもは毛が抜け落ち全身から血を吹き出し死んでしまった」「女、子どもに効果を発揮する」

これらは全て「放射線」による作用と一致していると思いませんか?

 

放射線は通常、体内にはとどまらずに対外に排出物として出ていくのですが、

多量に摂取してしまうと特に消化器系の内臓に溜まってしまい、溜まりすぎてしまうと胃潰瘍や穴が開いてしまったりするようです。

 

そして、男の子が持ち出したのは、放射線を多量に含んだウラン鉱石の可能性が高く、小箱よりも石の方を気に入り遊んでいたそうです。

 

この箱のことを「武器」と呼ぶあたりも、島流れで集落に使い方を教えた人間はすでにウランの持つ放射能は人体に作用する「兵器」として知っていたのかもしれません。

 

そう考えると、

コトリバコは実は呪術と核兵器を組み合わせた兵器だった

 

という可能性が出てきます。呪術の方法を用いながら核兵器としても作用する箱を部落差別を止めるための武器として使われていたのです。

 

そんなおぞましい事があったという事実は、なかなか受け止めきれないものがあります…

 

コトリバコという名前で有名なお話ですが、調べていくうちに残酷な部落差別の記録があり、まさに戦争の縮図を表しているかのような凄惨なお話であることはご理解いただけたでしょうか。

 

このようなことが二度と起きないようにするためにも、罪を憎んで人を憎まず生きていきたいですね。

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